ミスター・ビーンで知られるローワン・アトキンソン主演のコメディ映画『ジョニー・イングリッシュ』から。
以下は、前回の記事のセリフのすぐ後に続くセリフで、引き続き秘書の机の上にあるペンのことを言っています。以下のセリフにおいて、イングリッシュがペンの頭の部分を押しながら click it twice と言った瞬間にペンから弾丸のようなものが発射され、それが秘書に当たって秘書は倒れてしまいます。
Completely innocent to the untrained eye, but click it twice...
Johnny English (00:07:28)
<解説>
↓
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Completely innocent to the untrained eye, but
「訓練を積んでいない目には完全に普通だけれども」
つまり
「訓練を積んでいない人にはごく普通のペンに見えるけれども」
the untrained eye(訓練を積んでいない目)の the は「代表させる the」の用法です。「代表させる the」は、このように、「形容詞+名詞」の組み合わせにも使えます。
click it twice...
続くはずだったのは、and it shoots ~ のような語句。
click it twice (and it shoots ~ )
「2回押すと(このペンは~を発射する)」
click it twice は命令文で、and は「そうすると」という意味。中学校で習う「命令文+ and ~」(~しなさい。そうすれば~)という文と同じパターンです。