経済学の発展を辿る The Worldly Philosophers(1953年)から。
Heilbroner, Robert L
Penguin
2000-05-25
経済学の父と呼ばれるアダム・スミス(1723-1790)についての章で、著者は、アダム・スミスが当時の混沌とした社会に法則性を見出して、世界経済に多大な影響を与えることになる『国富論』を書き上げたのは驚くべきことだと述べます。
以下は、18世紀のイギリスにおける土地を持たない農民や炭鉱で働く子供たちの過酷な生活を描写した後に続く1文です。haphazard は「無秩序な」。
以下は、18世紀のイギリスにおける土地を持たない農民や炭鉱で働く子供たちの過酷な生活を描写した後に続く1文です。haphazard は「無秩序な」。
A strange, cruel, haphazard world this must have appeared to eighteenth-century as well as to our modern eyes.
Robert Heilbroner, The Worldly Philosophers, p. 44
<解説>
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A strange, cruel, haphazard world this must have appeared to eighteenth-century as well as to our modern eyes.
A strange, cruel, haphazard world はC。全体は CSV という語順の倒置文です。
S appears C to ~ で「~の目にはSはCのように映る」。
eighteenth-century は形容詞。
to eighteenth-century (eyes)
as well as
to our modern eyes
または、
to eighteenth-century (as well as to our modern) eyes
と読みます。
「18世紀の人々の目にも、これは奇妙で残酷で無秩序な世界に映ったことだろう。我々現代人の目にそう映るのと同じように」